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TOP空き家の利活用事例 > 空き家利活用事例①【いもちの家】

 

いもちの家 (移住お試し住宅)

 

 

●田舎のおばあちゃんの家をみんなで改修

所有者のおばあちゃんが住まなくなってから空き家になっていた一軒家をNPO法人あったかいようが無料で借り受け,(一財)地域活性化センターの移住・定住・交流推進支援事業を活用して改修を行った。

予算も期間も限られていたため,土間だったところに床を貼って部屋増やしたり畳敷きをフローリングにしたりと,改修は最低限にとどめ,そのうち大工さんにお願いしたのは床張り・壁張り・建具等のみ。『移住者おためし住宅』に改修しようと決まってからオープンまでわずか3ヶ月で,要した費用は約80万円。

大工さんが施工した土間に床を貼った部屋

 

壁のしっくい塗りや飾り付けなど自分たちでできるところはDIYで改修した。しっくい塗りの出来栄えを見た大工さんには「これは真似できん・・・(笑)」と苦笑いされたそうだが,そこが個性的で魅力になっている。

今回の改修で一番こだわったのは,古い家の良さを残しながら快適に過ごしてもらうための空間づくりで田舎らしさを味わってもらうこと。

(左)DIYで塗った藍液をねりこんだしっくい壁/(右)波をイメージした飾りには貝殻やシーグラスも貼り付けた

 

●田舎暮らし体験が好評

風呂は鉄釜,トイレは汲み取り式で,昔懐かしい設備を残しており通常なら不便を感じる人もいるかもしれないが,宿泊者は比較的短期間の利用であることと事前に理解していただいているため,特に問題はないとのこと。

風呂やトイレは改修前のまま

 

役場やスーパー等の生活に必要な施設が近くにありながら,海・山・川といった大自然もすぐそばにあり,田舎暮らしを体験するにはうってつけのロケーションだ。

雄大な自然が広がる

 

●地域の交流も生まれている

宿泊者がいない時期には地域の交流スペースとして貸し出しを行っていて,お茶会や出張エステなどに地域の方が参加してにぎわっている。

また『海陽おばちゃんく(※1)の家(うち)ごはん』として,近くにある海部高校の海部寮で生活している生徒さんに休日や長期休暇中,手作り料理を提供する取り組みも始めている。栄養バランスのとれた食事は生徒さんのみならず学校や保護者からも喜ばれている。
(※1:おばちゃんく=阿波弁で「おばちゃんの家」という意味)

高校生が近所を行き来することで近隣住民からは「にぎやかでいい。」と喜ばれ食材が提供されることもあるのだそう。

移住希望者・地域の方々・高校生,さまざまな人たちの『いもちの家』での交流が地域の『あったかい』にぎわいにつながっている。

うちごはんは生徒さんに大人気

<物件概要>

名称  いもちの家
場所  海部郡海陽町大里飯持竹ノ下24
用途  移住お試し住宅
整備主体  NPO法人あったかいよう
管理・運営  NPO法人あったかいよう
構造・規模  木造平屋建て
間取り  3K、風呂、トイレ
HP  http://attakaiyo.org/imochi/

<取材時期> 2018年7月

Before

             

After

        

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